初心者の方の中には、株とFXがどう違うのかよく分からないとおっしゃる方もいます。
株とFXでは、相場分析に使うテクニカル指標は同じものをつかいますが、
分析の仕方やリサーチしなければいけない事項は違ってきます。
世界経済や日本経済に加え個別銘柄株の場合ですと、その会社そのものの景気や、対外的トラブルの有無など、
FXに比べて、株の方がより多方面からの分析が必要になってくるように思います。
また、個別銘柄ですとその会社が倒産してしまえばお終いですが、
FXの場合は、他国との統合により通貨が統一されてしまうようなことが起きない限り、
取引している通貨がなくなってしまうということはあまり考えられないです。
では近年話題の仮想通貨はどうかと言いますと、こちらは法定通貨ではないので、
どちらかというとコモディティ(金・プラチナ・大豆・原油・他)扱いに近いように思います。
法定通貨ではない為、世界経済や景気に左右されることは少ない分、
投機家たちによるギャンブル的な売買が目立ちます。
新し過ぎるため、過去チャートがまだまだ少ないのがトレーダーとては難点ですね。
取引時間に関しては、FXの場合は平日24時間取引が可能です。
昼間に仕事の方は夜に・夕方や夜が忙しい方は昼間に・
自営業や自由業で比較的時間が自由な方は、値動きが活発な時間を選んで。。。というように、
トレードスタイルのバリエーションが株に比べて広いというのがメリットの一つだと思います。